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名も無き海の境界線の日記です。ぐだぐだ書いていくつもりです。
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 世界樹の迷宮Ⅱのプレイ日記のようなリプレイ小説のような代物です。
 ネタバレ。うだうだ。軽いホモネタ?(ギャグ?)。ゲームだとわかってるキャラクター。フリーダムに突然カップリングが湧いて出る。妄想もフリーダム。
 そんなの嫌だ!と言う方は覗かない方が良いです。

 それでも、見たいと言う方はどうぞ。



ビオル「あらすじ…雪寒い!青い実は不思議な実!水辺の処刑者は水が凍っていようとフリーダムに寄ってくる!それでも負けるな『ユメミドリ』!ぼくらの冒険はまだまだ続く!」
スチュワート(以下スッチー)「流石ビオル様…そのテンポの良い言葉にわたしはもうすっかり酔わされてしまったみたいです。」
ビオル「えへへ」
アーチェ(以下あちぇ)「どうでもいいからさっさと進むよ」

 探索してすぐに卵が落ちているのを発見。

ビオル「あの巣から落ちたんだね…。」
ナイト「僕、上って戻してきます!」
あちぇ「重装備のあんたが登れるわけないでしょ」
スッチー「では、わたしが登ってきましょう。」

しばらくお待ちください。

スッチー「卵の代わりにこれを貰ってきました。」
ビオル「…鳥の羽?」
あちぇ「あんた……したたかだね…」
リア「……」

 で、探索を続けているとライシュッツ(エスバットの爺ガンナー)が現れて殺気を放ちながら警告をしてきました。しかも、その警告を無視して進むようなら15Fが墓場になるとまで言われました。

ビオル「……ぼくは……」
リア「…あの方たちを逆にせん滅すればいいだけの話です。」
ビオル「…14F…14Fだったら…まだ大丈夫だよね?」
あちぇ「ビオル?」
ビオル「…ごめんね…。もしも…あれだったら…ギルドを抜けてくれてもいいから…考える時間を頂戴。」
ナイト「…別に止めたっていいじゃないですか!だって…樹海は痛いことの方が多くて…みなさんいっぱい傷ついて…それで手に入るのはなんですか?何が手に入ると言うのですか!?」
リア「……止めてもらっては困ります。」
ナイト「無理強いはよくありません!むしろ、リアさんは迷宮を踏破したら何があるって言うのですか!?」
リア「…弟の体に効く薬が手に入るかもしれないでしょう!?」
みんな「……」
スッチー「…弟さんの…薬?」
リア「…シアは…目には見えない病魔に侵されています。それは、体の機能を低下させたりはしませんが、ある日突然…命を奪います。」
ナイト「……え……」
リア「私は…弟の命を助けたい!そのためだったらあの公女から聖杯も…薬の材料も奪ってやりたいぐらいに…」
スッチー「……なんにせよ…決めるのはビオル様です。ビオル様の選択に任せましょう。」

 というわけで、一旦公国に戻り。

ビオル「……ぼくは……」
あちぇ「ビオル」
ビオル「アーチェ…」
あちぇ「悩むなんてあんたらしくもない…」
ビオル「あはは…ごめん。」
あちぇ「あたしはどっちでもいいけど…ビオルが悩んでるのはあたしたちのことじゃなくて…『エスバット』と戦うことになるかもってことでしょ?」
ビオル「……うん。」
あちぇ「…あたしが言ったこと…覚えてる?あの時は『頭痛の種を増やすな』って誰かさんに怒られたけど…」
ビオル「覚えてるよ…。でも、アースリンデさんに言われた時は…ベオウルフのことがあるから退きたくないって思った。」
あちぇ「……そうだね」
ビオル「今は…どうしたら良いかわからない…。戦いたくないよ…ヴィズルみたいに…殺してしまったらどうしよう…?そう思ったら…怖い…。」
あちぇ「…」
ビオル「…進みたいよ…。『ベオウルフ』のためでもあるけど…『諸王の聖杯』のこともあるし・・・みんながぼくを必要としてるのもわかってる…。だから…」
あちぇ「わかった…。あんたは悩まなくていいよ」
ビオル「アーチェ?」
あちぇ「戦う前に話し合えるかもしれない、戦ったって…死なせずに済むかもしれないじゃん。あたしが、ビオルのこと手伝う。これ以上、女々しく悩むあんたの姿なんて見たくないからね」
ビオル「…アーチェ…ありがとう。」

ある日。

ビオル「みなさん…。しばらく休養を取りましょう!」
みんな「え?」
ナイト「きゅ…休養って…」
ビオル「うん…スキルの振り直し。ぼくも耐邪の鎮魂歌やすべてへの子守唄をマックスにしておきたいし・・・ナイトは取り方がばらばらだから今はできる限り物理攻撃を防げるように…。スチュワートは核熱の取得を先にしてから物理を上げていって…。リアはいつだか無駄にとった皮硬化をなくして回復専門になれるように頑張ってもらいたい。アーチェもこのさいダブルショットは消してパワーショットメインに戦えるようにしてSTRの増強を…」
あちぇ「…あ…わかった…けど…。どうしたの?最近、F.O.Eのせいで逃げ帰ってたから?」
ビオル「…それもあるけど…このままのぼくたちの力じゃ『エスバット』には勝てない。巷では、レンジャーのフォーススキルはバグがあるし攻撃もガンナー以下って言われてる。回復だってドクトルマグスよりもメディックの方が良いし、アルケミストを入れるなら物理じゃなくて三色をとった方が良い…。パラディンもペットの方が優秀だと言われてしまう。ぼく自身、バードは今作でかなり劣化させられたって聞いてる。確かに、あんまり強くはないと思う。一番になれないのはわかってる。でも…だからこそ…ぼくたちは今こそみんなで協力できる強い連携能力が必要なんだと思う。そのためには…まず、個々の役割分担を大事にするべきなんだ。」
スッチー「…あの…わたしは三色に振らなくていいのですか?」
ビオル「…物理でも…解析が付いていれば弱点を突いたときの効果は出るし・・・大丈夫。きっとどうにかなる。どうにかしてみせる。」
ナイト「っていうか…『エスバット』に勝てない…って…」
リア「…進むのですね。」
ビオル「…うん。ぼくたちはまだすべての事情を知らない。それなのに引き下がることはできない。それぞれ…つらいこともあると思うけど…ぼくはこの痛くてつらくて苦しい冒険が大好きなんだ。
楽しいんだ。みんなで知恵を出し合って…困難を乗り越えるのが…今のぼくにとってとっても大事なことだと思う…。…あの…ごめんね…言葉がまとまらないんだけど…」
スッチー「大丈夫ですよ。ビオル様の言いたいことはみんなに伝わっていますから。」
ナイト「仕方ありませんね…。引退するのは兄より先に頂上についてからにします。」
リア「もとより…ビオルさんが上に向かうつもりならば…私たちは協力すべき愛柄であることに変わりはありません。」
あちぇ「…行こう…。あんたの行きたい場所へ」
ビオル「……うん。」

 というわけで、下がったレベルを一応上げるべく、(27まで下がったけど目標は30)三階層入口をふらふら。
 無事にレベルが30まで上がったので再び14Fに挑戦!

ビオル「途中にいっぱいいたF.O.Eは全部すべてへの子守唄で眠らせて通ったよ!」
ナイト「あの顔文字やらないんですか?」
ビオル「そう何回もやらないよ。」
ナイト「楽しみにしている人がいるのに…」
ビオル「誰?」
ナイト「僕」
ビオル「……進もうよ。」
ナイト「……はい」

 しばらく進むと雪の中に金属質の光を放つ何かを発見。

ナイト「なんでしょうか?」
ビオル「昔ここで死んだ人の装備か何かかも」
あちぇ「だったら貰っておく?」
リア「冬眠中の魔物の一部だったらどうするんですか?」
スッチー「…まぁ、とにかく拾ってみましょう。」

 錆びた剣を発見。

ビオル「やっぱりこれは……」
ごごごごごごご(雪崩の音)
みんな「げっ…」
リア「こういった雪崩に巻き込まれて死んだ可能性は否定できませんね…。」
あちぇ「冷静に分析してないで逃げる!!」
スッチー「うわっ!!」
ナイト「スチュワートさん…!」
ビオル「いけない!剣を拾った体勢のままだったから逃げ遅れたんだ!」
ナイト「今助けます!」
みんな「うわぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああ」

 しばらくお待ちください。

ビオル「…ぷはっ!みんな!みんな!」
あちぇ「…あんま叫ばないの…第二波が来たらどうすんのよ?」
ビオル「…ごめん。」
リア「…けほっ…」
ビオル「リアも無事?」
リア「ええ…なんとか…。」
あちぇ「スチュワートとナイトは?」
スッチー「ごほっ…げはっ!!」
ビオル「ちょっ…吐血!!」
あちぇ「……みんな…とりあえず下半身も雪の中から出そうね」
ビオル「あ…そうだ。」
リア「うっかりでした。」
あちぇ「……」
スッチー「ナイトさんが守ってくれなかったら全部のダメージをわたしが受けることになって死んでるところでした。」
リア「動かないでください。治療しますから…HP1の死にかけ人間は大人しくすることをお勧めします。」
スッチー「全く…手厳しいですね。」
リア「ありがとうございます…。…あまり心配させないで下さい。」
ビオル「…ねぇ…」
リア「はい?」
ビオル「…ナイトは?」
みんな「……」

ちなみに、どうでもいいことですが、管理人はこれってまんまキャラクター遭難とか小説に組み込めそうだなぁと笑ってみてました☆

ナイト「ぶはっ!!」
ビオル「あ…ナイト!!」
ナイト「危なかったですよぉ~。残りあと15ですから…」
リア「こんなことで全滅しないようにと言う配慮だけはされているようですね(システム的に)。」
あちぇ「何を冷静に解釈してるんだか…」
ビオル「うぅ~…それ、ぼくのポジション…。」
あちぇ「あんたも悔しがらないの!」

その後もF.O.E達をビオルのすべてへの子守唄で大人しくさせながら進む。

ビオル「…そういえば…夜しか動かないF.O.Eがいるみたい。」
ナイト「じゃぁ、夜じゃないと進めない場所や朝じゃないと通れない道とか…いろいろありそうですね。」
ビオル「でも…ここって攻略サイトじゃないしいちいち調べたりはしないけどね。」
リア「…サイト?」
スッチー「こういうときのビオル様には関わってはいけません。」
リア「はい。」
ビオル「で…ここのF.O.Eって夜は真中の飛行タイプが邪魔だから朝になるまで待った方がいいかもね。」
あちぇ「…あんた…一応いろいろ考えてるんだ」
ビオル「まぁね…ってそれじゃぁ、ぼくが普段何も考えてないみたいじゃない!」
あちぇ「え?違った?」
スッチー「まぁまぁ…一度宿に戻って朝まで待ちましょう。」

はい…F.O.Eが怖くて一旦逃げ帰ってきました。朝になったら動かなくなるって言う確証はなかったのですがね。

次の日
ビオル「よし、ショートカットも使ってF.O.Eがいた部屋までじゃんじゃん進むよ。」
ナイト「で…追っかけてきたらどうするんですか?」
ビオル「眠らせる!」
ナイト「…顔文字…(わくわく)」
ビオル「楽しみにしないで!」

そんなこんなで無事に危機を脱出。
階段を発見。

あちぇ「この上に『エスバット』が…」
ビオル「…最初は戦うことよりも話し合うことを優先して。それでも駄目だったら…ぼくたちも先に進みたい。その気持ちをぶつけよう!」

 そして15Fへ…


 『エスバット』が第三階層ボスなのかな?とか思いながらドキドキしています。
 本当に殺しちゃうとか後味の悪いことにはならないと嬉しいです。
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