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名も無き海の境界線の日記です。ぐだぐだ書いていくつもりです。
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企画部屋開通しました。皆様、奮ってご参加して下さるとうれしいです。
今回は世界樹の迷宮で
『過去を拾いに』(でしたっけ?)の依頼主さんの話です。


自分の呼吸で周りの音が聞こえなかった…。
アリアドネの糸で帰ってきたとき、街は夜の闇に包まれていた。
それでも灯りが眩しくて…思わず泣きそうになった…。

「ごめん。ごめん。ごめんな…。」

自分一人が生き残ってしまった?
まだわからない…。だがアリアドネの糸を持っていたのは自分だけで…。

自分は逃げたのだ…。仲間から…迷宮から…。

「あ…あはははははは」

思わず口から洩れたのは笑いだった。
一番役立たずだった自分が生きてるなんて…。
第三階層に降りようと提案した自分が生きているなんて…。

街の明かりをあんなにきれいだと思ったことはなかった。
自分がこんなにも醜いとは思わなかった。

「生きてるっ!生きてるぞ!」

喜びの空気を吸う。肺が温まってくる。それだけ、あの第三階層は冷たかった。

「おれはっ生きてる!生きてるんだ!」

しばらくして…残ったのはむなしさ…。
消えない後悔…。

「…ごめん。」

もう、会えないだろう仲間たちに小さくつぶやき…。

――迷宮が墓なんて嫌ですね。

仲間のボヤキを思い出して…。
ゆっくりと酒場へ向かった…。

過去を拾いに…。


乱文失礼しました。今度書くときはもっと明るいの書きたいですね…。
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