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名も無き海の境界線の日記です。ぐだぐだ書いていくつもりです。
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21F
 世界樹の迷宮Ⅱのプレイ日記のようなリプレイ小説のような代物です。
 ネタバレ。うだうだ。軽いホモネタ?(ギャグ?)。ゲームだとわかってるキャラクター。フリーダムに突然カップリングが湧いて出る。妄想もフリーダム。 今回は軽く腐った微エロネタが加わります(えろさはないけどね☆)
 そんなの嫌だ!と言う方は覗かない方が良いです。

 それでも、見たいと言う方はどうぞ。


ビオル「…天空の女王を倒したぼくたちは…とうとうその光を上り、天の城へとたどり着いた…。」

スチュワート(以下スッチー)「ビオル様…これは…」
ナイト「…ちょ…後衛から押さないで下さいよ!落ちたらどうするんですか!!?」

 一面灰色の雲が広がっている。

アーチェ(以下あちぇ)「…この橋から落ちたらあたしらの冒険…余裕で終わるね」
リア「嫌な冗談ですね…。」
ビオル「…そういえば…すっごくいい曲だよね…。管理人ってば…買う前からこの曲気に入っててずっと気になってたらしいんだよね…。」
ナイト「…それよりも、こんなところでずっと立ち話してるのやめましょうよ…。」
スッチー「そうですね。ここまで来たら早く中に入りたいですよね。」
ナイト「…そうじゃなくて…僕…高所恐怖症なんですよ…。」
みんな「……へ?」
ナイト「…だからぁ…僕は高いところ苦手なんですってばぁ…。」
ビオル「え…?でも十九階…」
ナイト「我慢してたんですよ…。最初見た時は叫んじゃいましたし…あんな小さな石に乗るのかと思ったら生きた心地がしませんでしたが…置いて行かれるのは嫌だったんです…。」
ビオル「…よかったね…。管理人がワープ系のダンジョンの探索が得意で…。」
ナイト「はい…。『つかっとらん』に助けられた気分ですよ…。」
スッチー「まぁ…そう言うことなら先に進みましょう。」

とここで天から声が。
天の声は自らを『オーバーロード』と名乗って自分がこの天の城の主であることを明かしてきました。
そのうえでビオルたちがどうしてここに来たのかを聞いてきました。

ビオル「…これ…テレパシー…ってやつ?」
あちぇ「…どうでもいいけど…オーバーロードとか偉そうなんだけど…」
ナイト「『迷宮を踏破しにきた!』って言っちゃ駄目なんですか?」
ビオル「選択肢の中から選ばなきゃダメ!」
スッチー「選択肢って…」
ビオル「…今ね、管理人がリアルタイムでプレイ日記書いてないから選択肢は忘れちゃったんだけど…。」
リア「…リアルタイムって…」
ビオル「どうも通学時間とかにちょこちょこと進めてるみたい。なんかね、二十一日までにクリアできるように頑張りたいんだって…。」
あちぇ「…よ…よくわかんないけど大変そうだね」
スッチー「…待って下さい…。ビオル様の言い方だと選ばれる選択肢は決まっているのですか?」
ビオル「うん。でも、ぼくの口からさっさとそれを言っちゃだめでしょ?」
あちぇ「会話が長引くだけだからさっさと話してくれてもいいんだけど…」
リア「…そうですね…。こちらでそれっぽい選択肢をでっちあげて選んでみたらどうですか?」
ナイト「じゃぁ、『迷宮を踏破しにきた!』は入れて下さい。」
あちぇ「『あんた偉そうだから引っこんで』も入れて」
スッチー「『【初心者のためのテレパシー講座】が行われると聞いて』も入れて頂けるとありがたいです。」
リア「…『ハイ・ラガード公国の命に従い』…とかまともな意見はないんですか?」
ナイト「僕のはまともですよぉ~。もう一つ、選択肢を作っていいのなら『ソラビトとお団子食べれなかったリベンジです!』」
ビオル「……『古の盟約に従ってきた』って答えるよ?なんか、みんなの聞いてるとどんどん選択肢増えてカオスになりそうだから…。ほら、ぼくたち空の民と古の盟約をはたしてここまで来たわけだし…。」
みんな「………YES」

オーバーロードは『天の城を捨て地に降りた者たちか』と侮蔑した感じでしたが最後にはそれでも、『戻りたいのなら歓迎する』と言われます。しかも、『かりそめの命を捨て永遠の命を得る』とまで言われます。
そして声がやみました。

ビオル「……ナイトがさ…『神様は淋しがり屋』って言ってたような気がするけど…本当にそうなのかもね。」
ナイト「…へ?」
ビオル「だって…みんなが地上に降りて一人取り残されて淋しかったんじゃないかな?って…『歓迎する』って言った時の感じが…なんとなく優しかったような気がする…。」
あちぇ「そう?なんか胡散臭い感じだったけど…」
リア「ビオルさんは人を信用し過ぎるところがありますから…。」
ナイト「でも、これでもう一つわかったことがあります。」
スッチー「なんですか?」
ナイト「オーバーロードさん…神様は『恥ずかしがり屋』か『面倒くさがりさん』なんですよ…。」
みんな「……」
ビオル「……よぉーし…バーローの意味理解!さ、先に進もう!」
あちぇ「おー!」
スッチー「頑張りましょうね、ビオル様。」
リア「ですね…。」
ナイト「えぇ!?ちょっとみなさん…そういうのハブって言うんですよ!?立派ないじめですよ!?」

リア「…それにしても…『仮初の命を捨て~』というフレーズが引っ掛かりますね。」
ビオル「…なんかさ…黄色い見た目に対してステンドグラス(?)が綺麗だね。神々しい感じ?」
あちぇ「なんでそこでクエスチョンマークなのよ?」
ビオル「だって…画面からだとなんなのかわからない…。」
スッチー「それよりも気になるのは…この動く床ですよ。こちらがどんなに抵抗しても一方通行にしか進めませんし・・・」
あちぇ「エトリアの迷宮にも流砂があったよね…」
ビオル「…うん。これは…動く歩道かな?それともベルトコンベア?」
ナイト「べるとこんべあ?」
リア「聞いたことない響きですね」
ビオル「…やっぱり予測していたけど…ここはヴィズルのいた時代の…。」
スッチー「エトリアの話はもういいですから…先に進みましょう。」

というわけで、意外とサクサク探索。
一番怖かったのはマンドレイク。全体に対して即死攻撃を使ってくるエグさ…思わず一回電源を切りました(へたれ)

ビオル「…?」
スッチー「ビオル様?」
ビオル「この壁…変な文字が…」
リア「象形文字ですね…。」
ナイト「なになに…ふむふむ『《ゃ…》みどレンが首を横に振るが金レンは口元に意地悪な笑みを小さく浮かべて服を脱がしその艶やk(ry』」
あちぇ(ぼかっ←ナイトを殴った音)
ナイト「な…何ですか!?」
あちぇ「そんなもんがこんな場所にあるわけないでしょーが!!」
ビオル「うちのギルドに居るみどレンは♀で金レンは♂だから問題は…」
ナイト「あ、僕のお兄さんが黙ってないですよ。そのみどレン子さんは兄さんの恋人ですし…。」
あちぇ「ギルドに行くたびにあんなにべったりひっつかれてたら嫌でもあんたの兄さんとルキナが恋人同士だってのはわかるよ…」
スッチー「それよりも…何でいきなりあんな文章を?」
ナイト「あ…彼女が…『困った時はこの文章を読めば場の空気が変わりますよって…」
みんな「………かのじょ?」
ナイト「はい。恋人が…」
ビオル「…待って!待って待って待って!!おかしいよ!だって…なんのフラグもなかったじゃない!」
あちぇ「そうそう…っていうか…誰!?」
スッチー「誰か言えなくてもせめてヒントだけでも…!」
ナイト「えっと…同じギルドの人で、えっと二人が会うのはこっちの探索と向こうの探索が入れ替わるまでの一時間ぐらいですかね…。」
リア「…まさか…私の弟じゃありませんよね!?」
ナイト「ぇええ!?」
あちぇ「…いや、流石に…彼女って言ってるし…」
ビオル「そうそう…それにここは本館なんだからただでさえ『ビリー』『ミゲル』『ウォルフ』っていう爆弾を抱えてるのにこれ以上、ホモを増やすわけ…」
リア「だって…ナイトさんは…エランのオスカーとか言う人にメロメロなんでしょう!?」
ナイト「え?オスカーさんはただの憧れですよ?あんなに可愛くて強い人になれたら…なにより…『ひとリクエスト』の先輩ですし…。」
スッチー「『ひとリクエスト』?」
あちぇ「エトリアのF.O.Eをばっさばっさと一人で倒すクエストだけど…そういえば…ゲーム中はあれ、ナイトがやってたんだよね…」
ナイト「はい。こう、キュア2と渾身ディフェンスと通常攻撃で倒しました!」
ビオル「…そういえばナイトはシールドスマイトは取得しないんだよね…」
ナイト「はい!しかも、エトリアでは自分の身だけを守る単身生き残りパラディンでしたから…!」
スッチー「…嫌なパラディンですね…。」
リア「…つまり…ハイ・ラガードに来てみんなを守るようになったと…」
あちぇ「…成長してたんだ…」
ナイト「はい!…あ…で、この象形文字…どうします?」
ビオル「……う~…ん。解読してみようか。スチュワート」
スッチー「はい」
ビオル「スチュワートを中心にこれからこの文章を解読していくから…しばらくリーダーで頑張って…」
スッチー「かしこまりました…って…ぇえ!?」
あちぇ「どうしたの?」
スッチー「……管理人の意思が流れ込んできます…。」
ナイト「ビオルさんが普段感じてるモノですね!」
スッチー「……二十一日までに二十五階クリアは無理そう…orz と言っています。」
リア「……とりあえず、解読を行いましょう」

ビオル「…だいぶ分かってきたね。えっと…」
みんな「『傷付き苦しむもの、我が名を唱えよ。我が名は上帝の臣にして慈愛の主、汝癒す者、コリモス』」

足元から光。

あちぇ「何!?罠?」

HPが400回復。

みんな「……」
スッチー「…もう…動かないみたいですね…。」
ナイト「…コリモスさん、いい人なんですね。」
ビオル「あれ?コモリスじゃなかったっけ?」
あちぇ「コスモリじゃない?」
スッチー「いえ、コモスリでしょう…。」
リア「…コリス?」
ナイト「……ぁあー!もういいですよ!頭変になっちゃうじゃないですか!進みましょう!」
ビオル「うん。…ありがとう…慈愛の主」

しばらく探索。すると、色褪せたボタンを発見。
リア「どうしますか?」
ビオル「…(ぽち←ボタンを押した音)」
スッチー「ビオル様?」

『…いいですか、みなさん。我々の祖国は全て……消えてしまったのです…。』

あちぇ「え…?何…?これ…」

『…今となっては……かつての国家は意味がない。新しい指導者を……。』

リア「…これは…おそらく…」

『私が……私こそがこの箱舟を建造し……新しいユートピアを……』

ナイト「…雑音がひどくて…そこに…誰かいるんですか?」
ビオル「違う…。これは…この遺跡の…声だよ…。」
スッチー「ビオル様?具合でも悪いのですか?」
ビオル「…大丈夫。この声は…きっと…上帝の声だと思う。」
リア「上帝…オーバーロードの…?」
ビオル「前にもあったんだ。それは本人じゃなかったけれど…『あの人を救ってほしい』って…泣いてた。ぼくはあのメモを見た時にそう思ったんだ。」
あちぇ「ビオル…あの時のことは…」
ビオル「…いいよ。もう、話そう。少しは皆も知ってるはずだし、ここに…シールドはいない…。」
あちぇ「……」
ビオル「……ぼくたちは、旧時代の遺跡を発見した。それはみんな知っていると思う。でも、そこでぼくたちは知ってはいけないことを知ってしまった。それで……その時の…『TS'sD』のリーダーだったシールドは…とっても大事な人と戦った。そして・・・その人を殺した…。ただ、そうしないとみんな死んでた!先に進めなかった!冒険者は…先に進むためにはたくさんのものを殺さないといけないんだ!」
スッチー「ビオル様!これ以上エトリアの話はしないでください!」
ぱしん←スッチーがひっぱたかれた音。
リア「甘ったれるのはいい加減にしてください!!!」
スッチー「……」
リア「…貴方は…いつもそうやって…ビオルさんが苦しまなければいいと思って…嫌なことは避けさせようとして…そのせいで、いつまでたってもビオルさんが成長できないということに気付いていないんですか?あの時…貴方は私の自分勝手な行動を叱って下さいました。ですが、今の貴方は…あの時の私以下です。」
スッチー「……すみません。ですが・・・…」
リア「…分かって下さればいいんです。ですから…ビオル様の話を最後まで聞いてあげてください。」
ビオル「あ…いいよ。ぼくも…暴走しちゃったみたいだし・・・…その…先に進もう。ぼくたちは、五人だけじゃない。いろんな人の思いをぼくたちは背負っている。だから、その思いに応えたい。だから…行こう!」


 これ以降…。プレイ日記のくせにシリアスぶる瞬間が増えるかもしれません。
 しっかし…書き始めてからかなり長い時間がたってしまったみたいです。普通に二十一日すぎました(笑)
 こんなのですが、あともう少し…お付き合いいただけると嬉しいです。

 では
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